今大会屈指の自作野郎!
学校じゃなく自宅で自力でなんでもこなす!
牧野和史 23才
香川大学大学院 香川県高松市在住 シルビア(S15)
昨年の学ドリは15位。地元四国のドリコン、オリジンマイスターカップやグースカップではタービン交換車相手にノーマルブーストで張り合って入賞した。テクもじゅうぶんだけど、今年はクルマも大進化! ワイドなS15は外見よりも中身がすごい!「昨年の学ドリの状態でもすごかったんですよ〜」というS15、ここであらためて紹介させてくれい!
どこでも通用しそうな正統派自作マシン!
学ドリモディファイは毎年レベルが上がる傾向なんだけど、そのなかでも1、2を争うすげーヤツが牧野くん。マフラー溶接や自家塗装だけじゃビックリしない。ECUセッティングからフラットトランク、駆動系のスカイライン化など「ハイレベルな加工とハイレベルなチューニング」を両立してた!
自宅には溶接機ほか、エンジンやミッションを降ろせるだけの場所と工具がある。フツーなら自動車部の部室でがんばって…ってひとが多いんだけど、牧野家は自動車部越えの環境なんだろうね。そんな牧野くんは3年間自動車部部長だったというから、ウケるというか納得というか…。
学ドリモディファイでも紹介したように、強化したBNR34リヤメンバーをリジット化し、ナックルやハブ、デフ、ドライブシャフトもGT‐R化。おまけにミッションはECR33用ときたもんだ。ペラシャの加工こそ自作じゃないけど、ナックル加工できるスキルがあればじゅうぶんでしょ!
タービン交換で推定400psと、スペックもトップクラスと言っていいもの。成績は15位で昨年とおなじだから、意外と言えば意外。ホントは優勝をねらってたんだろうな。
クルマにかんして延々と語れそうな改造マニアなんだけど「え? 備北って長袖長ズボンが必要なんすか!? なくてもいいですか?」なんて言うから天然っぽい。
来年卒業で学ドリは最後だった牧野くん。もっとビックリするような新ネタができたらいつでも連絡してくれよな!