小学生時代から10年のギャラリー歴を経てついに出場!
夢の第一歩は実現した!
黒澤由直 18才
神奈川大学 栃木県都宮市在住 スカイライン(HR34)
黒澤くんのドリフト歴は半年とまだ浅い。ただ、イメトレ歴はぶっちぎりで長い。なにせはじめて学ドリをギャラリーしたのが小学生。それからずっと出場を夢みてきたのだから。腕に自信がなくて応募をためらってるひともいるだろうけど、黒澤くんにとってそんなのナンセンス! 彼にとって学ドリは勝ち負けだけじゃなく、全力で楽しむサイコーのステージなのだ。
学ドリデビュー、掴みはオッケー!
「学ドリをめざしてる年数ならだれにも負けません!」と応募用紙にあった。8才の小学生が学ドリをめざして10年、今年その夢を叶えようとしてるんだぜ〜。書類審査で落とすわけにはいかないよね。
デコチャリで日光サーキットに来てD1SLのDVDデビューをしたり、学ドリでギャラリーしたり。ドリフトデビューするまえから予備知識はじゅうぶんってかんじだ。
だから「クルマのネタ見せて〜」とカメラをむけりゃ変顔ラッシュ!18才らしいノリかと思ったけど、すでにパフォーマンス根性はそこらの学生とはちがったんだな。寄せ書きを書いた仲間たちも学ドリをわかってらっしゃる!
地元近所のデコチャリ仲間は小学生からの付き合いで、チーム名は「Gakeka☆Doteka」だ。そのおかげ(!?)か、サーキットデビューで土手に登るわ、壁に刺さるわ、崖から落ちるわと散々な目にあったらしい。そのたびにまわりに助けられ、その恩返しも込めて学ドリにかける意気込みは増したんだろう。
残念ながら予選落ちと、走りで結果を残すことはできなかった。でも、練習走行で土手に登るアクシデントにもメゲず、敗者復活戦も限界以上の体当たり進入をするなど、ガッツもあるところを見せてくれた。
まだ大学1年生だもん、学ドリに出るチャンスはたくさんある。このままテクを身につけて変顔レパートリーを増やしたら、学ドリ史に残るパッション野郎になりそうな予感がするぜ!