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東大会2位 茨城大学大学院 宮村芽維 茨城県日立市在住 23才 スプリンタートレノ(AE86)
ノーマル4A-GでNA最上位を奪取! 今年は最後の年ということもあって「茨城大学自動車部OBとしてではなく、チームEnjoyとして勝ちにいく! そしてオレは学ドリを卒業します!」と応募用紙に熱く記入。足まわり自作のドシャコタンでノーマルエンジンってのが彼の出したストリートドリフターのこだわりなのだろう。低すぎてウェットで苦戦すると思われたけど、大きなミスがなかったのがすごい。
東大会3位 中日本自動車短期大学 江崎義弥 岐阜県羽島市在住 22才 シルビア(S13)
トーナメント総得点ナンバーワン! トーナメント1回戦で99点を叩き出し準決勝まで勝ち上がるも、僅差で三井に負けた。しかし、3位決定戦で100点をマーク。その勢いで統一戦では東大会で負けた三井も破り準優勝。苦戦する者の多いウェット進入でだれよりも大きくフェイントを繰り出していたのが印象的だった。
東大会4位 帝京大学 益山 航 栃木県宇都宮市在住 21才 シルビア(S14)
あと2回も出れることが恐ろしい! 学ドリへの情熱がハンパなく高いショップ“マスターガレージ”に応援されて初参戦。エビス、日光で修行を積んだ。勝つためにV35セダンからS14に乗り換え、目立つためにオールペン&フルエアロ。もともと後期なんだけどよくブツけるため安く直せる前期顔に変更している。まだあと2回出場できるので来年以降は優勝候補としてマークされるだろう。
東大会5位 日産横浜自動車大学校 佐藤 航 神奈川県横浜市在住 23才 カローラレビン(AE86)
2年連続ベスト5入り! 去年はNA最上位の5位入賞。今年も仕様はおなじながら「いままでバカにしていたストリートドリフトに出向くようになり、自分にたりないナニかが見つかった」と心機一転。学内に石黒佑紀子がおり、彼女の学ドリへの情熱に刺激を受け、今年は“勝つ”より“楽しむ”を強く意識したようだ。177psのメカチューンは絶好調で、ターボ勢に負けない速さだった。
東大会6位 栃木県立矢板東高等学校 大金良隆 栃木県さくら市在住 22才 180SX(RPS13)
去年は2位、今年は気負いすぎたか!? ドリフトマッスルにカーショップリードからマシン(FD3S)を貸与されて出場しているんだけど「学ドリは自分のFCで!」と意気込むも、準備不足で急きょ借り物の180SXで出場。乗れていない雰囲気ではなかったけど決勝トーナメントでは勢いに乗れず、去年の順位をうわまわれなかった。
東大会7位 国際情報工科大学校 國分勇希 福島県郡山市在住 22才 シルビア(S13)
関係者一同「もっとも勝たせたい男」だったのに… 勝ちを強く意識して取り組みつつも周囲を助け、学ドリというイベントをフルパワーで支え続けた男。「ミスター学ドリ」を決めるなら彼だろう。今年は優勝候補としてマークされ、予選では100点以上をマークして快進撃。しかし、決勝トーナメントではまさかのスピン。パキンと横向けた勢いはピカイチだったんだけど…。
東大会8位 山梨県立峡南高等技術専門学校 大竹将俊 山梨県南巨摩郡在住 19才 シルビア(S13)
峠王国・山梨の威信を賭けて! はじめのクルマは高校生のときの3年間のバイト代を貯めて買ったS15で、半年で2回のクラッシュにより廃車。このシルビアは2台目だ。今村陽一(D1選手)が若いころ走り込んだ峠で練習を重ね、県内のレジェンドドリフターに揉まれてレベルアップを果たした。ヘビーウェットのトーナメントではスピンで涙を飲んだ。
西大会2位 福山歯科衛生士学校 田邉愛弥 広島県福山市在住 20才 シルビア(S14)
角度&飛距離の安定感は優勝匹敵レベル! 2回目の参戦。去年は肺炎をおして参加するも高熱のため予選通過ならず。今年は体調バッチリで、派手さはないものの安定感はピカイチ。冷静に見ると角度もしっかりついており、勝ち上がるとともに攻めっぷりもアップ。審査員もそれを見抜いており、決勝戦で古口っちゃんは谷口くんより高い得点を付けていた。
西大会3位 岡山県立北部高等技術専門校美作校 綱島博史 岡山県真庭市在住 24才 シルビア(S14)
年令制限ギリでの初参戦でみごと表彰台に! 24才にして初参戦。学ドリのために学校に入り直し、狙いどおり大健闘。統一戦ではさらに冴え、不慣れな日光で1対戦目100点、2対戦目99点をマークして東大会の参加者のドギモを抜いた。純正タービンにこだわっていて、サビサビのボディもちょっと自慢だったりする!?
西大会4位 四日市工業高校 小島大輝 三重県三重郡在住 22才 シルビア(S15)
4回目の挑戦で統一戦出場権をゲット! 初年度は備北で予選落ち、2年目は今年とおなじ名阪でベスト20。なのに去年は備北で予選落ち。これで終わったと思いきや、単位が足りず卒業が半年延長。おかげで学ドリに出場できたワケだ。現愛車は3台目で、25万円で購入。タービンはS15純正だけどエンジンはS13用が搭載されている。
西大会5位 名古屋工業大学 赤尾拓磨 岐阜県羽島郡在住 21才 スカイライン(ECR33)
昨年の予選落ちから大躍進! 去年の出場車180SXを廃車にして、スカイラインに乗り換えたのが12月。去年の予選落ちから大躍進だ。名工大自動車部に所属し、地元チーム「LOOP」のメンバー。もっとも高価なパーツが加工ナックル(2万6000円)という自称金欠仕様。
西大会6位 茨城大学 塙 彰拡 茨城県日立市在住 22才 シルビア(S14)
東から遠征! 完全プライベーターの意地をアピール! 茨城県在住なので名阪は初走行。しかし「東は学校の都合で出れないから、西で勝つ! そして来年は東の決勝で佐藤航に勝つ!」と宣言。頂点には届かなかったけど実力は見せつけてくれた。セッティング含め完全プライベーターというのが彼のプライドだ。
西大会7位 久留米工業大学 嶋田剛弥 福岡県久留米市在住 21才 180SX(RPS13)
ドリフト歴2年とは思えない技巧派! おなじ大学の木戸くんとは相棒でもありライバルでもある。色もオスプレイカラーで揃えて来た。ドリフトを教わった相棒よりも上位に食い込んだ。名阪は初走行ながら走行を重ねるごとに飛距離のある壁寄せが決まり、九州男児の実力をアピールした。
西大会8位 沖学園高等学校 野村圭市 福岡県福岡市在住 18才 シルビア(S13)
満身創痍の最年少アタック! 前日の練習走行であわや棄権の大クラッシュ。突貫作業で走れるように修復したものの、ストラットの高さがまるで揃わず、振り出すたびにアライメントが変わる状況での文字通り「イチかバチか」のアタックだった。ゆえにそれなりにミスはめだっていたけど、審査員はそれを見越して得点を入れていた。ガッツが評価されるのも学ドリなのだ。